「楽天カードのリボ払いってやばいって聞くけど、実際どうなの?」そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。結論からいうと、仕組みをきちんと理解せずに使い続けると、気づかないうちに手数料が膨らんでしまう可能性があります。この記事では、リボ払いがやばいといわれる理由や、繰り上げ返済のメリット・デメリットについて、わかりやすく解説していきます。
そもそも楽天カードのリボ払いとは?
リボ払いとは「リボルビング払い」の略で、毎月の支払額をあらかじめ一定の金額に固定できる支払い方法です。たとえば、月に10万円分の買い物をしても、リボ払いの設定が「毎月3,000円」であれば、翌月の支払いは3,000円+手数料だけで済みます。
一見するとお財布に優しい方法に思えますが、問題は残高に対して毎月かかる「手数料」にあります。楽天カードのリボ払いの手数料率は年15.0%に設定されており、残高が多いほど・返済期間が長いほど、支払総額がどんどん膨らんでいく仕組みです。
楽天カードのリボ払いがやばいといわれる3つの理由
「楽天カードのリボ払いがやばい」という声が多いのには、それなりの理由があります。
①知らないうちに自動リボ払い
楽天カードの申し込みをする際、「自動リボサービス」にチェックが入ったままの状態で申込みを完了してしまうことがあります。この設定が有効になっていると、一括払いを選んでショッピングをしたつもりでも、自動的にリボ払いへと変換されてしまいます。
気づかないまま何ヶ月も放置していると、手数料だけが積み重なっていくことに。「やばい」と感じる最大の原因は、この「自動リボ」の存在にあるといっても過言ではありません。
申し込み時だけでなく、楽天のキャンペーンに参加したタイミングで自動リボが設定されるケースもあります。「ポイントプレゼント」などの魅力的な特典が並んでいると、つい条件を読み飛ばしてしまいがちなので注意が必要です。
②手数料が消費者金融と大差ない水準
楽天カードのリボ払いの年利は15.0%です。これは、大手消費者金融のカードローンの上限金利(17〜18%程度)に近い水準といえます。
さらに、カードローンは利用額や信用状況によって金利が変動するのに対し、楽天カードのリボ払いは利用残高にかかわらず一律15.0%が適用されます。場合によっては、カードローンより割高になることもあります。
たとえば、20万円の残高を毎月3,000円ずつ返済した場合、完済までに67ヶ月(5年7ヶ月)かかり、支払総額は28万円超になるという試算もあります。利用した金額の1.4倍以上を支払うことになるイメージです。
③一度始めると途中で変更できない
リボ払いを利用した後に「やっぱり分割払いに変えたい」と思っても、原則として他の支払方法に変更することはできません。完済するか、残高を一括で精算するかのどちらかしか選択肢がないため、計画的に使わないと長期間にわたって手数料が発生し続けることになります。
こうした一度入ったら抜け出しにくい構造も、不評の一因になっています。
繰り上げ返済のデメリット・デメリットはあるの?
リボ払いの返済を早めるために「繰り上げ返済」を検討する方も多いはずです。ここでは、繰り上げ返済のメリットと、見落とされがちなデメリットについて整理します。
繰り上げ返済のメリット
繰り上げ返済とは、毎月の支払いとは別に追加でまとまった金額を返済することです。残高を早期に減らせるため、その分だけ手数料の発生を抑えられます。残高50万円で毎月の繰り上げ返済を続けた場合、支払総額の手数料が約半分になるという試算もあります。早く返したいなら有効な手段です。
繰り上げ返済のデメリット
一方で、繰り上げ返済にはいくつか気をつけたい点もあります。
まとまった資金が必要になる 通常の支払いに加えてお金を用意しなければならないため、家計に余裕がないときに無理をすると、別の出費で困ってしまうこともあります。
手続きが少し手間 楽天カードで繰り上げ返済をするには、楽天e-NAVIのチャットサポートへ事前連絡が必要です。受付時間は9:30〜25:30と決まっているので、手続きタイミングに注意しましょう。
手数料が完全にゼロになるわけではないので、一部だけ繰り上げ返済をしても、残っている残高に対して手数料は発生し続けます。完全に手数料をなくすには、残高の全額を一括で支払う必要があります。
楽天カードのリボ払いの賢い使い方とは?
リボ払いは使い方次第では便利なサービスでもあります。うまく付き合うためのポイントを押さえておきましょう。
自動リボの設定をすぐに確認する
まず最優先でやるべきことは、自動リボが設定されていないかの確認。楽天e-NAVIにログインし、「お支払いサポート」内の「自動でリボ払い」の項目を確認してみてください。設定されていた場合はすぐに解除しましょう。
解除はe-NAVIのほか、自動音声専用ダイヤル(0120-30-6910)でも24時間対応しています。ただし、解除する前に利用した分はリボ払いのままになる点に注意が必要です。
毎月の支払額を少し多めに設定する
リボ払いを利用する場合、最小返済額だけを支払い続けると完済まで数年かかってしまいます。生活に無理のない範囲で毎月の返済額を増やす設定にしておくだけで、手数料の総額と返済期間を大きく抑えられます。
楽天e-NAVIの「リボお支払いコース変更」から、毎月の支払額を変更することができます。
ポイント還元も活用しながら賢く使う
楽天カードはポイント還元率の高さも魅力です。しかし、楽天カード 還元率 改悪の動向によっては恩恵が変わることもあるため、最新情報は定期的に確認するようにしましょう。リボ払いで手数料を余分に支払うより、一括払いでポイントをしっかり貯めるほうが、長い目で見てお得になります。
まとめ
楽天カードのリボ払いがやばいといわれる背景には、自動リボの仕組みや高めの手数料率、途中で支払い方法を変更できない構造など、複数の要因が絡み合っています。正しく理解して使えば一時的な調整手段としても役立ちますが、放置すると手数料がどんどん積み重なってしまいます。
繰り上げ返済は効果的な手段ですが、まとまった資金が必要になる点や手続きに一手間かかる点は頭に入れておきましょう。リボ払いを使っている方は、定期的に残高を確認しながら、できるだけ早い完済を目指すのがベストです。
