皆さんは「ICOCA」という交通系ICカードをご存知でしょうか。
東日本に住んでいる人には馴染みがないかもしれませんが、「ICOCA」は主に西日本で使われている交通系ICカードです。西日本で使われることが多い「ICOCA」は東京で使うことができるのか気になりますよね。
また、拾った「ICOCA」を使ったらバレるのでしょうか。
そこで今回は、「ICOCA」は東京で使うことができるのか、拾ったものを使ったらバレるかも解説していきたいと思います。
【ICOCA】東京で使える?グリーン券や定期券は?
西日本に住んでいる人が旅行や引っ越しで東日本に来たときに、「ICOCA」が使えないと大変ですよね。「ICOCA」は東京で使えることが判明しており、JRや地下鉄、私鉄でも問題なく、使用することができます。
また、電車だけではなく、都営バスや京王バス、小田急バスといった路線でも利用することができるとされているようですね。
では、「ICOCA」を使ってグリーン券や定期券を購入することはできるのでしょうか。
購入することはできない
「ICOCA」に残高が多く残っていて、それを利用してグリーン券や定期券を買いたいという人も多いと思いますが、残念ながら購入することができません。
グリーン券を買うことができるのは、「Suica」、「PASMO」、「kitaca」、「TOCIA」の4つのみとなっています。
また、定期券に関しては「ICOCA」で買うことができるのは西日本だけとなっているので、SuicaやPASMOを作るようにしましょう。
【ICOCA】拾ったものを使ったらバレるかも徹底解説
東日本の人にとってあまり馴染みがない「ICOCA」ですが、拾ったものを使った場合にはバレるという情報があるそうです。
「Suica」などは紛失してしまった場合に所定の手続きを行うことで、機能を停止したり、チャージ分を移し替えることができますが、「ICOCA」はどのような仕組みになっているのでしょうか。
それでは、「ICOCA」は拾ったものを使ったらバレるかどうかを徹底解説していきたいと思います。
バレる可能性がある
「ICOCA」は「Suica」などと同じように記名式と無記名式といった種類があります。
「ICOCA定期」や「こどもICOCA」、「スマートICOCA」は記名式となっており、紛失した場合には追跡、停止、再発行などをすることが可能です。
もし、「ICOCA」を落とした人が所定の手続きを行っている場合に第三者が拾って使った場合には利用することができなくなり、改札を通れず、駅員さんが来て本人確認などをされる可能性があります。
バレるバレない以前に、落とし物を使うのは犯罪なので、すぐに届けるようにしましょう。
【ICOCA】東京で手続きはできる?
「ICOCA」は東京でも使うことができ、駅やコンビニなどでもチャージすることができます。
しかし、東京などの東日本エリアでは「ICOCA」を購入することはできませんし、払い戻しや返却といった手続きを行うことはできません。
もし、東京などの東日本に来る際には、事前に「モバイルSuica」などを作っておくのが良いかもしれないですね。
また、西日本から離れると分かった時点で「ICOCA」の払い戻しなどの手続きも行うようにしておきましょう。
まとめ
今回は西日本で使われている交通系ICカード「ICOCA」は東京で使えるのか、拾ったものを使ったらバレるのかなどを解説してきました。
西日本で使われている「ICOCA」ですが、東日本のJRや地下鉄、私鉄、路線バスで使うことができます。しかし、グリーン券や定期券の購入には「ICOCA」は使うことができないので、注意しましょう。
記名式の「ICOCA」は追跡、停止、再発行といったことができるので、第三者が拾って使った場合には、バレる可能性があるので、見つけた場合にはすぐに届けるようにしましょう。